社会的意義の大きさをアピール

売却の課題になる点は3つありました。
まず1つ目は最上階のオーナー住戸に割安の賃料でリースバックを希望されていたこと。
2つ目は共用部に生活利便性を向上させるための設備を付けてほしいということ。
3つ目は親から譲り受けた大切な土地のため思い入れが深く、建物の維持修繕に多額の費用をかけてきたため高く売りたいという3点が売却する際の課題となりました。

もちろん高く売りたい点もそうですが、親御様から譲り受けた大切な土地という想いを汲み取らせて頂きながら売却活動はさせて頂きました。高く売りたいという点に関しては購入必要性の高い顧客、言い換えるなら相場よりも高く購入してくださる顧客のみをリストアップし小田急ネットワークを使った営業をかけました。

あとは物件紹介に際し、建物の保存状態の良さや、リースバック後の適正賃料によりアップサイドがあることをアピールし、捻出した資金の使い道を説明し、社会的意義の大きさをアピールすることで、物件への売却まで導きました。